四国歩き遍路 H18年12月29日〜H19年1月2日

 徳島県 … 阿波ノ国 『発心の道場』
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札所三番〜札所十番 12月30日(土) 晴


2番…極楽寺発7:15〜(2.6km)〜3番…金泉寺着7:50−発8:15〜(5km)〜4番…大日寺着9:45−発10:15
〜(2km)〜5番…地蔵寺着10:40−発11:00〜(5.3km)〜6番…安楽寺着12:10−昼食発13:00〜(1.2km)
〜7番…十楽寺着13:20−発13:40〜(4.2km)〜8番…熊谷寺着14:38−発15:00〜(2.4km)〜
9番…法輪寺着15:33−発15:50〜(車にて2.4km)〜10番…切幡寺着16:00発16:20〜宿

☆ 二日目 歩行タイム 9時間5分(参拝時間を含む)  約24.7キロ(車13.1キロ)☆
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朝5時20分に起床し布団を片付け支度をします。時間になったので本堂へ向かいましたが、廊下が迷路のように
何回も曲がります。着いたときはお勤めが始まりかけていました。愛知の親子は既にいました。
私が座った所は外からの空気が入り、寒かったけど身が引き締まります。経読は帖を見ていてもついていけません。
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朝のお勤めに向かいます
朝食
起きなさ〜い♪
道しるべ
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お勤めが済んでから、朝食をいただきました。今日は何処のコース?と皆さんと話し情報交換をします。
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諏訪神社の立派な木
札所3番…金泉寺
(こんせんじ)
本堂へ
4番への道しるべ
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本日は長い歩きなのでのんびりとしてられません。最初は3番寺、朱色の門は目だちます。
一通りの参拝をすませ、道しるべに沿って歩いていきます。途中、走り遍路さんに抜かされました。
そして歩き遍路さんにもです。若い単独男性は、速いわね。その男性と後ほど親しくなりました。
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所々にあります
遍路道
愛染院9:00
つるし柿
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3番から4番までは距離がありますが、車も通らない静かな遍路道です。アレはなんだろうね?と立ち止まり、
春の予感のお花も見かけます。歩きじゃないと気がつかないことが沢山ありました。
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道しるべ
のどかな風景
札所4番…大日寺
(だいにちじ)
住所と名前を書き納めます
名刺代わりです
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のどかな田園風景から車道に出ました。左だよねと歩いていくとあれ?お寺の方向が違うみたい。
地図を見て引き返します。荷物が重いので、余分な歩きはきついです。
名刺代わりの納札は日にちも書くのですが、その場で書いていたのでは時間がかかるため、前夜書いておきます。
日にちは吉日でよいのですが夢中で書いていたら、途中で19年に変わるのに気づき何枚か無駄にしてしまいました。
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ここで休憩タイム
門を出て一礼します
これでロウソクが出来ます
五百羅漢
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ここからはアスファルトの道になって来ました。自転車遍路さんが東屋で休んでいます。
4番は遠いですか?と聞かれましが、直ぐそこですよにホッとしたようです。
その自転車遍路さんには途中で抜かされました(^^;;
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札所5番…地蔵寺
(じぞうじ)
一人3本のお線香
大樹です
大根の寒干
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最初は気恥ずかしかった動作も徐々に慣れてきました。でも経読はつかえてばかり、しかもパパさんとずれてしまいます。
なんで?その訳が後ほど解明しました。

歩いていると何でもない風景が珍しいです。大根の寒干に駆け寄りパチリ。カメラ遍路に早変わり(^^;;
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6番へ向かいます
お遍路さん用の休憩所
札所6番…安楽寺
(あんらくじ)
寺の様子
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途中、休憩できる場所があるのは助かりますね。水分補給をしながら、次なるお寺を確認します。
この後思いがけないことがありました。向こうのほうから、電導椅子?に乗ったおばあちゃんが来ました。
道を譲るため端に寄ったら、声をかけてきたのです。「歩き遍路さんですか?ご苦労様。これを食べて」
とパンを差し出されました。おばあちゃんがお昼にと買ったのは感じ取れたので気持ちだけ受け取ろうとしたのですが
この様なことを「ご接待」と言って断るのは失礼なんだそうです。それはパパさんに聞いて初めて知りました。
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隣の喫茶でお弁当を
おばあちゃんからの接待品
テクテクと
札所7番…十楽寺
(じゅうらくじ)
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6番寺でお参りを済ませ、隣り合わせにある喫茶でコーヒーを注文し、持参したお昼を食べます。
そして先ほどのおばあちゃんから接待された、パンをいただきました。美味しいねと味わってです♪

菅笠はいらないと思っていたのですが、自転車遍路さんはかぶらずリュックにかけているのを見て
あった方が良いのかな〜と悩み、ここで買いました。そして落ちないようにリュックにつけます。
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本堂
大きい石塔
8番寺へと向かいます
所々で拝みました
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歩いていくと橋を歩く機会が多いのですが、橋を渡るときは杖をついてはいけないのです。
この杖は弘法大師と二人同行の意味があります。その昔、弘法大師は橋の下に寝泊りしていたそうです。
それなので橋は杖を突かず静かに渡ります。それを忘れて突いてしまうのですが徐々に気がついてきました。
そして途中で見かける、祠にも軽く会釈をしてから通過します。
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札所8番…熊谷寺
(くまたにじ)
石段を登って
山門がいくつかあります
本堂から見下ろして
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そろそろ歩き通しで足が辛くなって来ました。土道なら良いのですが、登山靴でのアスファルト歩きは膝にきます。
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↑ポインター 熊谷寺の本門
のどかな田園風景
のどかな風景
雲の切れ間から日が差して
あと少し
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それでものどかな田園風景を見ていると歩かなくちゃと頑張りが湧いてきます。
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札所9番…法輪寺
(ほうりんじ)
本堂です
札所10番…切幡寺
駐車場から
(きりはたじ)
女やくよけ坂
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9番寺で時間を見ると厳しくなってきました。夏なら日が長いのですが、今の時期は17時頃には暗くなってきます。
10番寺は1時間ほど歩かないとなので、お寺さんでタクシーの手配をし10番寺から乗ろうかと相談しました。
お寺でタクシーの電話番号を尋ねたら、近くにいたご夫婦がレンタカーなので送っていきますよ。
と願ってもない言葉を掛けてくださいました。これもご接待と言うらしいです。話していると関東の方?みたい。
聞いた所、東松山の方で、同じ埼玉に嬉しさを隠し切れません。十番寺は一緒に歩きお参りしました。

ここで気になる光景が…男やくよけ坂の端に小銭が落ちていました。誰か落としたのかしら?実は厄除け用に置いたようです。
女やくよけ坂にもあったのかな?気がつきませんでした。
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男やくよけ坂
本堂です
宿の夕食
そして12月31日へ
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本堂で一通りのことをし、埼玉のご夫婦に最寄の場所で降ろしていただきました。
お互い気をつけていきましょうと、お札の交換をしお別れしました。
分かれた所から歩くこと30分。だんだん暗くなってきます。やっと宿に着きました。
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☆ 知っておきたい遍路用語 ☆

◎ 札所(ふだしょ)…遍路たちが巡拝するお寺で参拝して納め札を納めるという意味。四国の札所には、本尊を祭る本堂と
           弘法大師を祀る大師堂があります。順に参拝します。
◎ 打つ(うつ)…札所を巡拝すること。たとえば霊山寺を巡礼することを「1番札所を打つ」と言います。
◎ 順打ち(じゅんうち)…打ち始めの札所から番号順の時計回りに巡拝すること。
◎ 逆打ち(ぎゃくうち)…順打ちの逆に巡ること。道しるべは順打ちのために建てられているため、逆打ちは道に迷いやすい
◎ 通し打ち(とおしうち)…八十八ヶ所の札所全てを一度で打つこと。
◎ 区切り打ち(くぎりうち)…札所単位で区切って打つこと。 
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